中学生必見!定期テスト直前の正しい勉強法と当日の過ごし方
2025/11/24
いよいよテスト直前。ここまで積み重ねてきた勉強を、自分自身でいたわる時間にしましょう。長い期間、繰り返し考え、解き、暗記してきたその努力は、今までの “自分” が学んできた証です。ですから、その成果を信じて、あまり焦らず、少しゆったりと過ごすのが大切です。
まず、テストの前日にはしっかり休むことをおすすめします。睡眠を削ってまでギリギリまで追い込むよりも、体も頭もリフレッシュして試験当日を迎えるほうが、集中できる状態を作れます。実際、寝不足が続くと集中力や判断力が低下するという報告もあります。たとえば、ある研究では「詰め込み(=“夜中に一気に勉強する”)」を行った学生は、睡眠時間が減ったことで学業上の問題が増えたという結果が挙がっています。 ですので、「前日は眠らずに最後まで」というのは、決して良い選択ではありません。
次に、「心配な科目があるからといって、一夜漬けに頼るのはやめよう」という点についてですが、これは実は科学的にも根拠があります。いわゆる「詰め込み(cramming)」学習は、学習直後の短期的な記憶には多少効果があるかもしれませんが、理解の深化や長期的な定着、そしてテスト前の安心感という観点からはマイナスの影響が出るというデータがあります。たとえば、「詰め込み傾向が強い学生ほど学業成績が低くなる」という医学部学生を対象にした研究が報告されています。 また、「分散して復習をした方が成績が良い」という「間隔反復(spaced repetition)」という学習法のほうが優れているという実証もあります。つまり、心配だからといって慌てて夜通し勉強するよりも、これまでの学習内容を信じて、復習は軽めに、そして休息を優先する方が結果的に安心・安全です。
最後に、しっかり休んだ上で、当日は朝早めに起きてテストに備えましょう。朝、余裕を持って起きれば、頭も体も “動かし始める” 準備ができます。慌てず会場に向かい、深呼吸をして「これまでやってきた自分」を味方につけられる状態で臨む。そうすれば、試験中に焦ることも少なくなります。そして、テストが始まるまでの時間、軽くノートを眺める程度で、深刻に追い込むことはせず、「今までやってきたから大丈夫」という気持ちを持ちましょう。
結びとして、テスト直前期だからこそ、これまでの勉強に敬意を払ってあげてください。そして、前日を “ラストスパート” の猛ダッシュではなく、“体・心・頭のメンテナンスモード” に切り替えて。夜にはしっかり眠り、朝には余裕を持って起きて、ベストな状態で「今までやってきたこと」を形にできるように臨みましょう。焦らず、自分を信じて。あなたの努力が、当日の力となることを願っています。
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