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塾の面談に行きたくないから『行きたい』に変わる質問とその分析ポイント【高校受験】

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第3回:【高校受験】塾の面談に行きたくないから『行きたい』に変わる質問とその分析ポイント

第3回:【高校受験】塾の面談に行きたくないから『行きたい』に変わる質問とその分析ポイント

2025/11/05

受験が近づくこの時期、「塾の面談、正直気が重いな…」と感じる保護者の方も少なくありません。
「何を聞けばいいかわからない」「言われるままに授業を増やす話になりそう」「子どもが横で不機嫌になりそう」——。
そんな不安を少しでも軽くするために、今回は“面談が前向きになる質問の仕方”と“確認すべきポイント”を3つご紹介します。

 


 

① 志望校について提案があったときは、「なぜその学校か?」を聞いてみましょう

面談でよくあるのが、塾から「〇〇高校を目指しましょう」という提案。
ここでぜひ聞いてほしいのが、「どうしてその学校を勧めてくれるのか?」という理由です。

その際、「内申点と当日点の予想バランス」はもちろんですが、それだけでなく、
・通学時間は無理がないか?
・校風や部活動はお子さんの性格や希望に合っているか?
・高校生活でどんな成長を望むか?
といった点も合わせて確認してみると良いでしょう。

受験校は“合格できるか”だけでなく、“進学してからどう過ごせるか”という観点が大切です。
塾が数字だけでなく「生活」「性格」「目的」まで見て提案してくれているかを確かめると、面談の質がぐっと上がります。

 


 

② 「塾の役割」と「お子さんの役割」の線引きができているかを確認しましょう

次に確認してほしいのが、“どこまでを塾がサポートしてくれるのか”という範囲です。
ときどき「すべて塾にお任せください」と言われることがありますが、これは一見安心に聞こえて、実は注意が必要です。

なぜなら、「すべてお任せ」にしてしまうと、受験が終わったあとに「自立的に勉強する力」が育ちにくくなるからです。
高校進学後は、課題の提出や定期テストの管理など、自己管理の比重が一気に高まります。
そのため、今のうちに「塾が支援する部分」と「本人が取り組む部分」を明確にしておくことが、将来の自立につながります。

塾の面談では、「今の学習計画の中で、本人が自分でできる部分はどこですか?」と質問してみてください。
この答えに具体性があるほど、その塾は“成績だけでなく成長”を見てくれていると言えます。

 


 

③ 授業回数の提案には「その根拠」を聞いてみましょう

面談でよくあるもう一つの話題が、「今後の授業回数」です。
たとえば「週2回から週3回に増やしましょう」といった提案があった場合、ぜひ次のように聞いてみてください。

「この回数にすると、家庭学習とのバランスはどうなりますか?」

もし塾側が、1回あたりの授業計画や自宅での復習サイクルまで説明してくれるなら、それは“学習全体を設計している”証拠です。
一方で、「苦手単元が多いから」「過去問をやりたいから」という大まかな理由だけの場合は、少し慎重に検討した方が良いかもしれません。
授業を増やすこと自体が悪いのではなく、その“根拠”が明確であることが重要なのです。

 


 

面談は「塾を評価する時間」でもある

面談というと「塾に相談する時間」と思われがちですが、実は「塾を見極める時間」でもあります。
どんなに経験豊富な講師でも、保護者が安心して任せられる“説明の透明性”がなければ、信頼関係は長く続きません。

質問をすることで、「この塾はうちの子をどう見てくれているのか」「一緒に伴走してくれるのか」を確かめることができます。
それがわかると、面談が“行きたくない場所”ではなく、“これからを一緒に考える行きたい場所”に変わっていきます。

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